プロジェクタ用のパソコンを準備したくない
RubyKaigi2013のアクシデンタルスタッフ*1をした。2010,2011と当日スタッフをやらせてもらっていたけど今年は色々逸していて、前日までは普通の参加者のつもりだった。スクリーンのコンテンツ表示や自動起動などをするAndroidアプリを今回のスクリーン群の管理システムに合わせてつくって、前日に設営に会場に行ったが為にスタッフの仲間に入れてもらえて、気づけばスクリーン達の面倒をみながら見たい発表や、RubyKaigiならではの再会を楽しむことになった。
ホワイエの3台とホールAの前、会議室1の左側のスクリーンの計5つは全てAndroidで動かしていたことに来場者たちは気づいただろうか。
RubyKaigiのスクリーン達
だんだん当たり前の風景のようになってしまっているが、RubyKaigiの会場各所でTwitter、IRC、運営からのお知らせ、良い弁当などの情報が来場者達に向けて輝いている。そのスクリーン群もRubyKaigiとKaigi Freaksと一緒に成長を遂げていて、今年も進歩をしながら実用に耐えた様子だった。
Androidをプロジェクタ用端末として使う
今回、スクリーンの一部に、スティック型の、テレビに直接HDMIで繋げて使うようなAndroid端末を使用した。
@darashiのスティックと僕のスティックそれぞれで買っていたものを持ち寄っていたので金額は様々だが平均すると1台5000円そこそこでリースの端末よりも取り回しがよく、電力を食べず、予期せぬ外乱が少ないので、ブラウザで得られる情報のみを表示するのならば、こういったイベントのサブスクリーンに使うには最適だった。誰々のスティックと呼ぶと何だか卑猥に聞こえるので慣用していたが、いまづ先輩には全部スルーされた。
「起動したらすぐに動いて欲しい」など、ただブラウザをフルスクリーンで表示するだけでは足りないニーズをAndroidアプリケーションで補うのが僕の今回のお手伝いとなった。お得意のWebViewベースハイブリットアプリだ。
結果としてリースで会場用に借りていたWindows端末の使用は7台に押え込めて、設営や撤収などの諸々のコストを下げられたのはとても良い成果だった。
加えて、リコーさんの超単焦点モデルのプロジェクタが無ければホワイエの格好良いスクリーン群が叶わなかったことを付記しておきたい。
Androidアプリの細かいことだったりは、@darashiと@june29が綴るデジタルサイネージの管理システムの話と一緒でまたどこかで書いたり喋ったり出来るのだと思っているので会期終了後の高揚感のメモとして。RubyKaigiに限らず、二人がたのしく何かを開発しているのを割と近いところで知っていて、その中に少しでも入り込めてものをつくれたのはとてもとても良かった。
@makimotoさんが今回のLTで紹介していたGlitch Rubyistokeiを表示していたのだが、スクリーンが壊れているよと来場者に知らされ、僭越ながらGlitchの説明をさせて頂きますということが何度かあったがGlitchのことをあまり僕はよくわかっていない。
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これとは別にRubyistokeiを電源接続時などのDayDreamで楽しめるAndroidアプリをスピンアウト的につくったが、Rubyistokeiのアイコンが決まり次第(!)公開したい。
*1:© @kakutani