折尾

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 11年ぶりの母校主催の地区大会を観戦しに帰省した。前回はというと中学3年生のときにこれから受験しようとしている場所に居る人達を知ろうという意味合いが強かった。反して今回はお世話になった先生方ばかりがスタッフで、自分が通り過ぎた場所へ同じように通り過ぎようとしている後輩達を目の当たりにするという真逆の感覚であった。在学中に体験出来ていたらもっと違ったのかもしれないが、ただ忙しいだけなんだろうなと選手とスタッフをリバーシブルに持っている彼らを見て感じた。

 もう参加しなくなって6年になると、先輩面というのもお互いにとって良い態度ではないので観戦/応援という立場を通した。納得のいく結果が出てない彼らを責めるような態度を取る大人たちと、ただただ謝るしかしようのない当人たちのどちらにもある想いは観ていて辛いが、これがいくら話し合っても解決しようがないのも知っている。両国国技館にまた招いて貰えるようなのでそれだけで僕は感謝でいっぱいである。

 その夜7人程現役の子たちと夜を過ごしたはずだったのだが、飲み過ぎた故に介抱してくれた友人と屋台で衛生面で不安なラーメンを食べた記憶しかない。しかもこの友人は先の大会とは何の関係もない。