id:naoya邸に2泊3日して4つの学んだこと

先日の京都出社の際は,id:naoya邸でお世話になった.naoyaさんにも奥さんにもありがとうございましたの気持ちでいっぱいである.
ただ,naoyaさんち泊まったんだぜーうほほー!と全国のnaoyaファンに対して調子づくのではなくて,せっかく高いところに居る人の近くに行けるのだから何かを吸収しようと思っていた.

1.とにかく本を読む

本の虫という言葉が当てはまる人間を初めて直視した.
僕が目覚めてリビングに踏み出したリビングでも,出かける前に行っておこうと向かったトイレでもずっと自宅では読み続けている.

書斎に並んでいた本,リビングに置いてあった本には付箋だらけ.

初日から触発されて,書斎に並んでいた本から

集合知プログラミング

集合知プログラミング

を選び出して読んでいた.
京都の気持ちのいい朝と共に読んでいたおかげか,触発された熱からか,凄く集中して読む事ができた.データマイニングは個人的に好きである.

帰ってから続きを読みたくて注文している.

2.テレビは要らない

テレビがなかった.
テレビの置けそうな台の上にはオーディオプレイヤーが1つ.夕食の時にはクラシックを響かせていた.ネットを必要としないのと同様

東京に戻って聞いた話だが,云十型の薄型テレビを京都に引っ越す際に他の社員さんに譲ったのだという.

これをタイピングしている今も13型の液晶テレビでは堂本兄弟が流れているが,これと決別するのは難しいかもしれない.この作業のノイズが心地良いのだ.基本的にはスポーツニュースばかりだが.中日ファンです.

3.端末を持ち帰らない

やるべきことは会社でこなしてから帰る.その姿勢に夜遅く帰る日もあったが,会社でのタスクへ自宅でも取り組めるという甘さは良くないのだろう.
インフラやサポートなどを24/365で受け持つ人間だったら話はまた変わってしまうかもしれないが,コードを家でも書けるという環境は必ずしも良いものではない.

ほぼ手ぶらで自宅まで僕を先導する姿を見て不思議に思ったが,おそらくこういうことなのだろう.

4.ネットの不必要なタイミング

「ネットを見ている時間でもっと有益なことを出来る人が損をしている」と,
「端末は持ち帰らないんですね」と尋ねた僕に対して返って来た言葉であった.
どこでも言われていることかもしれないが,ネットでこの言葉を見た時と,知人から直接言われた時では感じ方が全く違うものであった.

その有益なことの答えは本を読むと判断しているのだろう.
自分自身でのそれは何なのかは定かになっていないが意識出来るようになった.

しかしnaoyaさん

どこで娯楽に興じているのだろうか.こう思う僕自身が既に甘いのかもしれない.
モンハンはもうやらなくなったのかな.

かくして僕は

naoyaさんに憧れてそれを模範したような行動をするつもりはない.しかしこうして実力が遠く上である人に近寄って感じられたことは血や肉にしたい.

[24時間365日] サーバ/インフラを支える技術 ?スケーラビリティ、ハイパフォーマンス、省力運用 (WEB+DB PRESS plusシリーズ)

[24時間365日] サーバ/インフラを支える技術 ?スケーラビリティ、ハイパフォーマンス、省力運用 (WEB+DB PRESS plusシリーズ)

先日の社内面談でこれくらいは理解を持っておいてと言われた本書をドトールコーヒーで読みながらノートを書いている.実はインフラのアルバイトとしては及第点に達していないのだ.恥ずかしい.

次に読む本も注文済.研究とバイトで違うことをしているからという理由で自分のやりたいことをそっちのけとしていたが,どちらからも学べないことを自分で学ぼうと改めて思った.
最後に必要なのは継続力.尊敬する羽生善治さんの言葉だ.