濱崎、会社やめるってよ

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 10/5がクックパッド株式会社の最終出社日だった。入社からぴったり2年半になる。
 応募していないのに内定を出された23歳の修士1年生は、26歳になって脂質が3倍になった。

 2年半の仕事を振り返ると大きなトピックは入社後から順に

くらいが挙げられて、インフラ、Androidアプリを中心にウェブアプリを少々という具合で過ごしてきた。概ね好き放題やらせてもらえたことが何よりも有り難かった。


 辞めるのは何故かと問われることが多い中で、いくつか理由を話しているとどれも心底そう思って説明出来たかどうか不安になるので、これだと言い切れる理由は持っていない。説明する相手によって当たり障りがなかったり同意を得やすそうなものを選んでしまっていたのは反省している。
 何か不満があったからといったらそうかもしれないし、外に最もやりたいことを見つけたといえばそうかもしれないし、忘れていたマンションの更新料諸々の通知に本気で青ざめたからといえばそうだ。きっとその後の動向次第でどうにかこうにか正当化するのだろう。情けない。

 ただ、大事にしていた人達と別れることにはめっぽう弱いので、泣いてしまって仕方が無い。

 「桐島、部活やめるってよ」に倣って*1本作品にあやかって誰かが僕の退職を語ってくれる人が居たら、それを集めたい。集まらなさそう。よく考えると、部活で有能とか学業が優秀とか、桐島さんに全く該当出来ない感じで非常におこがましいタイトルだ。


この2年半の間に出会ってお世話をして下さったみなさま

 会社内外問わず様々な方が優しくしてくれたことがこの2年半の原動力でした。
 10月は福岡の実家に帰り、しばしゆっくり過ごそうと思っていますが、執筆、講演、委託、仕事、お茶等ございましたら是非お声かけください。k.hamasaki [a] gmail.com

 都内であと何日かふらついていると思いますので、気が向いたらお声かけください。会う人が途絶えたら帰省しようと思います。
 ありがとうございました。

集まった...(10/13 14:08追記)

 8月11日(土)公開 映画『桐島、部活やめるってよ』公式サイト のトレーラーを10回くらい見て(実家に帰ってきて「桐島、部活やめるってよ」を観に行こうと思ったが、福岡県内で上映しているのが既に1件という状況でDVD/BDになるのはいつか調べる様相)もそれっぽく仕上げられる自信が涌いて来なかったので並べておこうと思う。観測漏れがないか心配。これは桐島君ではなくて映画部の青年がやる立ち回りではないのかねと思ったけれど、濱崎個人に対してのこの記事の書き手が映画部の青年にあたっているので間違いではないけど、映画部の青年と桐島君が同一の人物となってしまうので矛盾...もしや映画のオチはこれなんだろうか。違うか。

 気の利いてそうなコメントをそれぞれに書いていたら本質と逸れてきたので消した。
 ちょうどこのエントリを書いて1週間が経ったが、実家に居ても変わらずに仕事やインターネットをしている。昨日は普通にクックパッドの仕事をしていた。....あれ?

*1:公式サイトでトレーラーを見ただけなので実家に帰ったら観に行こうと思う。

5ミリオン

COOKPAD for Android

 担当していたアプリケーションのトータルのダウンロード数が500万を越えた。担当が自分だけになって半年程が過ぎ、ちょっと変な愛着が涌いてきていたのか、100万-500万の表示が500万-1000万に変わる瞬間をここ1ヶ月くらい待ちわびていた。

 勿論自分のお陰だと云い切れるような成果ではない*1。ただ、この数字の層がドンと表向きに変わる瞬間の嬉しさとか何とかそういうのが、年越しのカウントダウンに声をあげているおめでたい感じなのが久しい。自分もそうだったはずが年越しはビールを飲んでて、気づいたところでああ年が変わったのねというところに落ち着いてしまっているので、きっと1000万ダウンロード越える頃には、まあそんなもんじゃないのって面をしているんだと思う。今目の前に居たら殴る。

 毎日デジタル時計がゾロ目になる時分を見て喜んでいられたら世話ない。



 本当は飛び跳ねて喜びたいので飲みにいきましょう。

*1:今年の春にウェブビューベースのアプリにしたので尚のこと自分だけの成果からは遠ざかったが、そこに力を入れるのがとても面白かった。

二郎食べた


Waiting the summer by Kengo Hamasaki on 500px.com

 所謂夏フェスというやつに行った。デスマーチのチームより優先されることで有名らしいフジロックというやつだ。初めてだった。

 朝は割と意気揚々と部屋を出て、行列とか異常な量の人に疲弊して、途中で寝たりして息継ぎしつつ音楽だらだら聞いて、夜には限界だと何度か思って、帰り着いたらもうしばらくいいやみたいな二郎食べてる気分だった。一日一日が一杯の二郎だし、三日間丸ごとで一杯の二郎でもあった。
 終わってみたら、もうしばらくいいやと云えるけど、また行きたくなるんだろうなあ。

 そういえば二郎にはもう何年も行っていない。

500px.comのライトウィンドウ、閉じるボタンが左上だ


After their wedding ceremony by Kengo Hamasaki on 500px.com

 関わりのある人達が去年今年、次々と結婚式を催している。その招待されている結婚式の数やかけられている金額みたいなのを並べ立てることで身分や交友関係を抽出するクローラとかあってもおかしくない。ご祝儀が年齢や交友具合でどのくらいまでが3万で許されるのか知りたい。
 Facebookは誕生日や結婚式や食事を共有するサービスなので、格好の対象だと思う。結婚式の写真をアップロードしている人と友人のリストが取れればタグ付いてなくても結婚した人炙り出せそう。推測だけでmarriedとかcomplexとかステータス付いたら、国民総背番号制感ある。

#negipowedding

 id:korn_freak さんの結婚式、披露宴がとても良かった。祝いに行ったのに、逆におもてなしされたような気になってしまうくらい。夫婦漫才だけでかなりその感あったのに、加えて新婦が激しく踊ったり、新郎が髭を全部剃っていた。


Wedding road by Kengo Hamasaki on 500px.com

おめでとうございます。