Google SanFrancisco Officeを訪問してきた

周りのSVC参加者も僕も本社のGoogleplex@MountainViewには勿論見学に行っていたが、

と僕を含めて4人で訪問したGoogleのサンフランシスコオフィスでの体験を最初に報告しよう。
おそらく今回訪れたのは僕たちだけ。


事の発端

面接の質問するのとGoogle食堂に連れてってとお願いするの忘れた。名刺を持ってないのでとりあえずフォローメール入れてみます。
やっぱ英語大事だわ。

ラーメン屋でGDataの話をしてたら後ろでGoogle Codeの人間が聞いていた - satzz online beta

id:satzzが得たこのきっかけから彼女のオフィスであるサンフランシスコオフィスを訪問することが叶った。ナイス運命。

ホテルから結構近かった

ホテルの前からBART(公営地下鉄)を使って、3駅海の方向へ行き、そこから早歩きで5分程のビルにオフィスはあった。

"We're always looking at where people want to live; where people want to work, and the footprint on the environment...This will alleviate the commutes for some people."

http://news.cnet.com/8301-10784_3-9789742-7.html

とのことで、人通りの多い道から1つ入ったところにオフィスを構えているのは意外であった。*1

Googleのオフィス内の写真は撮影自体が禁じられているため、ここからは文だけでお送りいたします。

エントランス

オフィスビルをエレベータで上り、エントランスへ入る。
受付の自動機で訪問目的と訪問相手、自身の情報を入力すると名札テープが印刷される。
おそらくこのときに、訪問相手への通知が成されているようで、人数分印刷が終わる間に訪問相手がエントランスへ迎えに来てくれた。

オフィスの様子

Googleplexよりもの静かなオフィス。ところどころに個室が並んでおり、部屋番号と表札が付いていた。
この他Googleplexと同様オープンな空間がパーティションで区切られ、エンジニアと思われる人々がそれぞれ割り当てられた空間で作業をしている。Googleplexでは作業空間に立ち入って見学することが出来なかったので中が見られて良かった。

オフィスの窓から

ちょうどベイブリッジ側に面している部屋から見える景色が素晴らしく、どの部屋にも大きな窓が使われているため
こんな写真の景色を一望しながら作業を出来ることが非常に羨ましい。


(オフィスから見える景色を撮影することは許可されました。笑)

Googleplexだけではない

オフィスビルの数階を占有しており、移動の為の階段にも遊び心。
Googleカラーに彩られた、かなりの角度の滑り台が2つある階段の片方を占拠しており、Googleplexでみられた子供心がこのオフィスにもあった。ちなみに滑らせてもらったが、摩擦で肘が強い熱を帯びるくらいに速度が出る。女性のid:guccyon夫人は悲鳴をあげる程。

カフェレストラン

Googleplexでは、様々なカフェやレストランを入れて競争させたりしているらしいが、こちらのオフィスには1つあるだけ。
今回訪問を受け入れてくれたNaomiは、このくらいの規模がお気に入りだそうだ。
食事を摂る場所は、外にもあり、ビルの真ん中の空洞になっている部分のテラスで今回はランチを頂くことに。
この前日はGoogleplexで昼食を摂ったので、連日Googleランチな僕は半ば入社した気分で調子に乗るところであった。

このときNaomiから"中と外どちらで食べる?"と尋ねられ、国民性を見事に発揮して"どちらでもいい"と答えた日本人4名は彼女に"はっきりしなさいよ"と一瞥され、外を選んだのであった。

天気も良く、ランチをしながらid:satzzとラーメン屋で出会うまでの経緯や、彼女の仕事の話を聞く。
彼女の主な仕事はサービスのローカライズらしく、現地のGoogleの技術者の元へ行って一緒に仕事をすることが多いそうだ。
京都へ訪れたのはGoogleJapanを訪れたついでに遊びに行ったそうだ。彼女の東京の印象は"いろんな電車がいっぱい走ってるのよ!"だった。改めて日本へ戻って新宿駅のホームに立った時、それを思い出して同意した。

このとき興味深かったのは、全世界のどのオフィスでも仕事が可能なこと。彼女のように現地へ行く必要があるスタッフで無くても、他国のオフィスを訪れて、空いているデスクで勤務出来るのだそうだ。

オープンスペースではてなを紹介

少し長めのランチの後で、オフィス内のオープンスペースへ移動。
ミニキッチンで好きなドリンクを取り、端末を取り出しGooglewifiへ接続して、はてなを開くid:satzzと僕。

フリードリンク制度は、はてなのアルバイトにも適用されているので、ぎこちない感じもなく飲み物を獲得したよ!
帰りに"Can I get a drink more?"と文法的に怪しい英語でもう1本催促したのは今思えば図々しかった。

ほとんどのサービスはid:satzzが僕よりも悠長な英語で紹介していってくれた。
トップに表示されるメインのサービスはほとんど。僕が推したのはスターとわんわんワールドであった。
英語も侭ならないというのに、よく伝えられたものだ。ただ、彼女の感想にinterestingが含まれていたから伝えられたと思っているだけだが。
わんわんワールドに関しては、彼女が仕事で担当しているGoogleMapsAPIを利用していることもあり話がしやすく、ただ"わんわん"を"バウワウ"に変換することだけを気をつけて話した。

彼女も積極的に質問をしてくれて、収益モデルやデータのホスティングうごメモはどういう形態なのか、他のAPIは何を使っているかとウェブサービスに携わっている人間の共通語が飛び交い、有意義な時間にしてもらえた。


最後はエントランスへ彼女が送ってくれて、握手を交わしてお別れ。
帰国してから慌てて拙い英語でお礼のメールを送ったところである。

日本に帰ってきてみれば、はてなのサービスを英語で紹介するなんてとんでもない機会を得られたものだなと思う。
この機会を与えてくれたGoogleのNaomiと、その機会を掴んでくれたid:satzzに感謝。

*1:よく考えると基本的に市街地に有りますよね。GoogleJapan然り