I met 梅田望夫

早朝よりゼミのレジュメ作り.早朝というか寝ていないだけ.
自分の研究と向き合いすぎて酔ったのでクールダウンの為にウェブ進化論を開く.
表紙をめくればそこには,id:umedamochioのサイン.

ウェブ進化論と僕

第1回高専カンファレンスで話したのだけれど,僕が上京して,はてなという職場に入り込むことに執着させてくれた一冊.誰も(ウェブについて)教えてくれる人の居なかった*1卒研を走らせる中心にあった一冊.

先日,東京オフィスで梅田さんに会えた時にはウェブに関わる僕の通過点の目印としてサインをお願いした.梅田さんの執筆した新書は全部持っていたが,ウェブ進化論にだけは特別な思い入れがあったので,これを選んだ.

高専4年の終わり頃に,タイトルが気になって北九州の本屋で手にしたこの本も今ではかなり傷んでいる.その本の筆者に出会うことなんてその時は思ってもみなかった.最初にそれを読んだ時には,中で述べられているはてなという会社の中に入り込めるなんて思ってもみなかった.

人に会うことは最終章ではない。それは長い石段の一段目に過ぎない。何を学び誰に会いどこにいるかよりも、何を創り何をなし何であるかこそが自分の価値を決めると、今では信じている。

同い年で京都のアルバイトスタッフのid:satzzと思っていることは同じだったが,行動は全く違ったようだ.苦笑

アルバイト先の取締役に対して,この場で言うのもおかしいかもしれないですが,
僕個人としてお礼を言わせて下さい.ここまでありがとうございました.続きは僕自身の番ですね.>id:umedamochio

余談

4歳から公文式に通っていたこともあって,将棋も羽生さんも大好きだった.
羽生さんのおかげ*2で16歳までずっと公文式を続けたし,奨励会入りてー!の勢いで将棋をいっぱい指していた.こうして僕の人生に影響をもたらした方々が繋がっていることに世間の狭さか,運命めいたものを感じる.

そういえば実家には羽生さんが史上初の七冠王になった記念のめざまし時計がまだ残っている.

*1:勿論研究としての指導はいっぱい受けました

*2:何かの表彰で小さい頃に羽生さんと握手をしたらしいが記憶にない.